28歳の中国人女性が整形手術失敗で急激に老化


美容整形は「美人」と「より良い生活」へのゴールデンチケット( golden ticket )ではありません。このことは中国甘粛省(Gansu Province)出身の Xiao Lian さんが辛い経験を通して学んだことです。
彼女は自分の顔が細すぎて十分に可愛くないことに不満を感じていました。職場では上司から「あなたの顔は細すぎるのでお金持ちの方の接客には向いてない」と言われたそうです。彼女はぽっちゃりした可愛い顔を手に入れるため、顔にメスを入れることを決意しました。多くの整形外科クリニックに問い合わせましたが、その費用が高額であったので、結局は友人に紹介された小さなクリニックに行くことになりました。これが大きな過ちとなります。このクリニックはライセンスを取得していなかったのです。

当時17歳の彼女は、低価格で何らかの物質を顔に注入されました。その後も医師の継続的なアドバイスのもと、こめかみと笑筋(risorius muscle)への注入を受け続けました。1ヶ月後にはトータルで10回の顔面注射を受けており、最終的には望みどおりのふっくらして可愛い顔になりました。

しかし2009年には顔に浮腫ができ始め、これがXiao Lianさんの顔の特徴を変えていきます。そして今年には目に浮腫ができて顔の形が全く変わってしまい、髪の毛も抜け始めたため、今では高齢の女性のような姿になってしまいました。以前の顔を取り戻すため、ボーイフレンドが彼女を多くの病院に連れて行きました。最初のうちは顔と目の腫れ、および脱毛が肝臓や腎臓の障害、または他の希な病気によるものであると考えられましたが、徹底的な検査を行った結果、健康に異常はないことがわかりました。

彼女は原因が何であるかを毎日考えているうち、以前行った顔の美容整形のことを思い出しました。そして美容整形で使われた注入物質の検査が行われたところ、それがポリアクリルアミド吸水性ゲル( polyacrylamide absorbent gel )であることがわかりました。この化学物質はヒトの体内で有毒性を示す可能性があります。

「美しくなりたい」とは誰もが思うことですが、美容手術を受ける際には公認のクリニックを選ぶことが非常に重要です。