NTT Docomoの通話翻訳アプリ


海外で外国語の辞書を理解できずに困ったことがある人なら、機械に話しかけるだけでそれを翻訳できたらいいなぁ~と考えたことがあると思いますが、NTTドコモがその願いを叶えてくれるかもしれません。。

日本で有数の携帯提供業者であるドコモは、リアルタイムの音声(speech-to-speech)翻訳サービスを提供し始めようとしています。これは対人や携帯での会話で利用できます。to Geek.comによれば、これは一般的な携帯電話で利用できる世界初のチャット自動翻訳サービスになるとのこと。

プレスリリースでは、この方法で簡単な言葉(あなたの名前は? など)を翻訳し、完全に訳せていない場合でも、理解するには困らない程度の精度でした。サービス開始初期の翻訳対象言語は英語と日本語(英語を選択した場合には、イギリス英語かアメリカ英語、またはオーストラリア英語のどれかを選べる)、韓国語です。日本語から中国語への翻訳サポートも来年早々始まる予定です。

携帯電話での通話中にこのサービスを利用する場合、ユーザーは指定番号に電話をかけ、音声で入力情報(連絡先の個人や会社の電話番号)を入れます。NTT Docomoスマートフォンでこのサービスを利用すれば、原文と訳文(original and translated sentences )を画面上に見ることができます。

最初のうちは会社や組織に対して無料で提供されます。NTT Docomoは最終的にはこのサービスを有料にするつもりですが、支払い方法の詳細についてはまだ明らかにしていません。

仕事で実際に利用できるものであれば、Docomoへの加入者数は急速に増えることなると思います。Docomoがこのサービスで以前の勢いを取り戻せるかどうか注目です。